よくある質問

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急に介護が必要になり、何から手をつけて良いか分からない
まずは、現状を整理しましょう。
例えばケガや病気の結果。介護が必要となってしまったのなら、その原因や回復の目途を主治医の先生へ尋ねましょう。適切な介護を素早く受けるためにも、先生に任せておけばいつか良くなると楽観視するのではなく、状態を知っておくことが重要です。また、自宅に帰った際に「ヒザを怪我したから1階のトイレは行けるけど、2階には行けない」などの出来ることと、出来ないことを把握しておくことも重要です。
誰が介護をするべきなんですか?
ひとりで介護を行う必要はありません。
「夫の介護だから妻に任せよう」「長男の奥さんがやればいい」と誰かひとりが行えば良いと考えてしまうと、その方のみに大きな負担がかかってしまいます。立場や続柄だけで決めるのではなく、家族全員で介護は行うものという意識を持つことが重要です。
ただ、介護についての話し合いをその都度ケアマネジャーや家族全員が集まって話し合ったり、費用や薬などの管理をそれぞれの家族で受け持つというのは現実的ではありません。そこで、医師やケアマネジャーとの窓口や家族内の意見をまとめる方(キーパーソン)を決めることをお勧めします。
キーパーソンって何ですか?どうやって決めればいいんですか?
医師やケアマネジャーとの窓口や家族内の意見をまとめる方の事を指します。
キーパーソンとなる方を決める際には、なるべく家族全員が話し合いに参加し、どのような介護が必要なのかを挙げて、それぞれの家族で出来ること、出来ないことを正直に話し合いましょう。そこで大切なのは「うちには出来るわけがない」とすべて否定しないことです。もちろん各ご家庭の事情もあるので、直接介護に関わる事が難しい場合もあります。その場合は「こういう事なら出来る」と出来る条件を考えていく事が重要です。
出来ることが出揃ったら、出来ることが多い方をキーパーソン候補とし、その方がキーパーソンを務められる条件をひとつずつ考えていく事をお勧めします。「親の介護は子どもがやるべきだ。ヘルパーを呼んだり施設に預けるなんて親不孝だ」といった昔のやり方や価値観を押し付ける方も、話し合いの最中にいらっしゃるかもしれません。しかし現代では核家族化が進み、医療の発展もあり介護期間が長くなっているため、誰の手も借りずに介護をやり通す事は極めて困難です。
介護にとって一番の敵は孤立です。ひとりでは出来ない部分や困難な部分は介護保険サービスなどを利用し無理をしすぎない事が介護を続けていくうえで最も大切です。
介護にかかる費用は、誰が負担するべきなんですか?
基本的には介護を受ける方の収入や預貯金で賄います。
勘違いされがちですが、医療費や介護保険サービス代、備品代などは介護する側が必ず負担するわけではありません。あくまで介護を受ける方の費用ですので、原則としてご本人の資産で負担します。ただし、それだけでは不足してしまう場合でのみ無理のない範囲で費用援助を行う事をお勧めします。
介護度(要支援、要介護)って何ですか?
各種福祉サービスを利用する際に必要になる、どの程度の介護が必要かを表す指標です。
要支援、要介護って何が違うんですか?
「要支援」とは「今は介護の必要はないが、要介護状態になる可能性があるため、将来に備えて心身機能の維持や改善を支援しよう」という状態です。この区分では「介護予防サービス」を受けることができます。
また、「要介護」とは「日常生活を自力で行う事が困難であり、状況に見合った介護が必要」という状態です。この区分では「介護保険サービス」を受けることができます。
介護認定(認定調査)はどうしたら受けられますか?
市町村の介護保険担当窓口へ『介護保険被保険者証』を持参の上、ご相談ください。
※大月市の場合は『市民生活部 保健介護課』へご相談ください。
認定調査って何をするんですか?
認定調査員が介護を受けたい方とご家族を訪ね、本人の心身状態や日常生活を営む際に出来ること、難しい事などを把握します。
認定調査を受ける前に気をつけておく事はありますか?
事前に調査員に伝えたいことを書き出しておきましょう。
普段行っている介護内容やご本人が困っていること、ご家族が困っていること、わかる範囲での怪我や病歴、調査時にご本人の前では話しづらい内容を書き出して、調査員へ手渡ししていただければ幸いです。ご本人とご家族の発言が異なっていた際の混乱を抑えられたり、調査当日以外の様子を把握出来ますので正確な認定を行う為にも準備をお願いいたします。
認定調査当日に気をつけておく事はありますか?
必ずご家族が立ち会うようにしてください。
調査の際、ご本人のプライドが高かったり、思い込みで普段出来ない事も「出来る」と答えてしまい、実情よりも低い区分で認定されてしまう恐れがあります。本人任せにするのではなく、ご家族からも普段から気になっていること、困っていること等をありのまま正直に調査員に伝えていただければと思います。
介護保険って何ですか?
介護を受ける方やそのご家族を社会全体で支えるための制度です。
具体的には「ホームヘルパーを利用して食事の支援をしてもらう」、「自力で動くために車椅子をレンタルする」、「デイサービスに行って入浴や食事の介助をしてもらう」などのサービスにかかる費用を1割の負担(本人の所得が高額なら2~3割負担)で利用できる制度です。負担の割合は介護認定後に市町村より届く『介護保険負担割合証』に記載されています。
介護保険は誰が利用出来るのですか?
65歳以上の方は無条件で、40歳~64歳の方は条件付きで利用できます。
65歳の方(第1号被保険者)は誕生月に役所より『介護保険被保険者証』が郵送で送られ利用できますが、40歳~64歳の方(第2号被保険者)は以下の特定疾病により介護が必要と認められた場合のみ介護保険を利用することができます。
【特定疾病】
1.末期がん
2.関節リウマチ
3.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
4.後縦靱帯骨化症
5.骨折を伴う骨粗しょう症
6.初老期における認知症(アルツハイマー病、前頭則頭型認知症、脳血管性認知症、クロイツフェルトヤコブ病、レビー小体病など)
7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病
8.脊髄小脳変性症
9.脊柱菅狭窄症
10.早老症(ウェルナー症候群、コケイン症候群など)
11.多系統萎縮症
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
13.脳血管疾患(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞など)
14.閉塞性動脈硬化症
15.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
16.両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性間節症

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居宅支援 0554-23-3888
訪問介護 0554-23-3288
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